<オリイオオコウモリ>

翼を広げると100cm程にもなる大型のコウモリで、沖縄県が定めたレッドデータブックでは準絶滅危惧種に指定されている貴重な種です。超音波は出さないらしく、主に果実を食べるそうです。
琉球大学風樹館データベース
正面からの絵。顔を隠して寝ているのかな。翼(というか前脚)の先にもツメを持つので、器用に枝にかけています。

川沿いの以外にも、このように林地内を歩ける遊歩道も整備されています。汽水域、淡水域、森林域と、狭い範囲にさまざまな環境をもっているので、散策していて楽しいです。
ひょっこり顔を覗かせたのは、
<オキナワキノボリトカゲ>


オキナワキノボリトカゲです。森林では普通に見られるトカゲです。体長は60cm程あり、沖縄で見られるトカゲとしては大型です。この画像を撮るときはストロボを使用したため赤っぽく写っていますが、実際は黄緑色をしていました。オスの個体です。メスは褐色をしています。
<イシガケチョウ>

逆光を受けたクワズイモの葉の裏にとまったイシガケチョウです。名前の通り、石垣のような特徴的な模様と形をした羽をもつチョウです。子供の頃からこのチョウは好きで、追いかけては網を振っていました。絵になるので、今はよく撮らせてもらっています(^-^)

歩いていると、再び川沿いに出てきました。

川沿いに整備されている歩道がここで終わっていましたが、この岩の間を抜け、もう少し進みました。
<オキナワハンミョウ>

足元にハンミョウがいたので、ゆっくり近づいて撮らせてもらった。
ハンミョウを撮るのに夢中になっていると・・
バサバサッ・・!
と頭上で鳥の羽ばたきが
顔を上げると・・
<サンコウチョウ>

撮りたいを思っていたサンコウチョウが飛んできていた!
サンコウチョウは沖縄に夏鳥としてやってくる数少ない鳥の一種で、目の周りに鮮やかなブルーの輪っかをもっています。オスは尾羽が長く伸びるので、これはメスではないかと。
急いで撮ったのですが、薄暗くてシャッタースピードが稼げなかったため、この程度の写真しか撮れなかった・・。頭を振っていたのか、ブレてますね。ただ、この夏に目標としていた野鳥のうちの1種のサンコウチョウと出会えて、撮影できたので満足です。また出会えれば、リベンジします!
ちなみに、目標としているもう1種はアカショウビンです。鳴き声はよく聴けども、出会えていません^^;
夏も残り少なくなってきているので、時間をつくって出向かなければ・・!
サンコウチョウを撮って満足したので、これにて散策を終えました。
中南部にもこのような自然が残っていることは喜ばしいことです。
実家にも近いので、何度も訪れたいフィールドでした。
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