Fielder's choice!

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ややアップで


少々トリミングして寄ってみた画像です。拡大しても見るに堪えるようになってきました。
こう見ると、星雲の広がり方、濃淡が写しだされているのがわかります。
オリオン座ならびにこのオリオン大星雲は、冬の夜空を代表する天体で、初心者にも簡単に見つけられ、撮ることもできるそう。
天体に対する知識はまだまだ浅いですが、宇宙にはこんな世界が広がっているのかと思うと、興味が湧いてきます。




・試行錯誤を経て・・・
　今回までに撮ったオリオン大星雲を並べてみました。
　機材はどれもK-5Ⅱs + DA★300mmです。（2回目から三脚は新調）

初めてのオリオン大星雲

F値：5.6　露光時間：110秒　ISO感度：320

2回目

F値：4　露光時間：12秒　ISO感度：1000

今回

F値：4　露光時間：15秒　ISO感度：4000


初めて撮ったのが20日ほど前ですが、今回撮ったのと比べると雲泥の差です。

まあ初回撮影時は3000円ほどのやわな三脚を使っていたため、K-5Ⅱs + DA★300mmを支えきれなかったということもありますが。垂れていくパン棒を手で抑えたりしてたし。それなのに露光時間110秒という、三脚の能力を遥かに超えた設定(^^;


これではいかんと、2回目には三脚を新調（SLIK 三脚 SC 703 DX 3段）
それなりに剛性のある三脚に替えたことで、圧倒的にブレが抑えられ、星がきれいな点として写るように。


3回目には思い切って感度を上げました。普段は明るい時間に撮っているため、最高でもISO3200までしか上げておらず、なるべく低感度で撮ることが条件だと思い込んでいました。ですが、天体撮影では感度を上げないと淡い部分はなかなか写ってくれず、また高感度ノイズはソフトを使って除去する方法がいくつもあると知り、ISO4000まで上げて撮影。するとそれまで淡くて写らなかった部分までしっかりと写りました。
ISO6400まで上げましたが4000で十分写っていたので、この画像をノイズ処理し、トーンカーブを少しいじって現像しました。


1枚撮りでここまで写ってくれたら、とりあえず満足です。
コンポジット合成にも挑戦しようと、様々な露出と感度で撮りましたが・・・、ソフトをいじるのは苦手なんですよねー^^;
それよりも、次はどんな天体を撮ろうかと考えているところです。そうしてだんだん難しくなっていき、今のシステムに満足できなくなっていくんでしょうけど(笑)
あまり深みにハマりすぎない程度に楽しんでいこうと思います。



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中心部トリミング


うーん、まだまだかな。星雲の淡い部分が表現できません。ここからは合成などをする必要があるのでしょうか。
長時間露出ができていなかったので、それができればまた結果も変わりそうです。



三ツ星アルニタク付近

K-5Ⅱs + DA★300mm f4［F4 20' ISO2500 300mm 0EV］アストロトレーサー使用

オリオン座のくびれた三ツ星のアルニタク（中央の明るい星）付近の写真です。
左上に星雲があるのですが、薄ーく写っています^^;
左下にも馬頭星雲という有名な星雲があるのですが、これでは確認できません((+_+))
オリオン座に関してはこちらのサイトがわかりやすいです→オリオン座


今回この撮影のために、新しい三脚、SLIK 三脚 SC 703 DX を購入しました。大きく重いですが、K-5Ⅱs + DA★300mmを載せてもばたつかない丈夫なつくりなので、超望遠の長時間露光にはバッチリです。雲台を付け替えれば、野鳥の動画撮影などもできるんじゃないかと。いろいろな可能性があるので、うまく使っていければと思います。





＊＊＊追記＊＊＊

オリオン大星雲にまたまた挑戦したので記事を更新しました。
これまでの画像を比較した試行錯誤の過程も・・・。
→天体シリーズ　～オリオン大星雲その3～



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オリオン座大星雲


簡単ですがこんな感じです。夜空を見上げると、ちょうど砂時計のような形をしているのを見つけられると思います。明るい星なのですぐ見つかりますよ。東側にはベテルギウス、プロキオン、シリウスで形成される冬の大三角が見られます。
そして、くびれた部分の南側に明るく見えるのがオリオン座大星雲です。光害の少ないところでは肉眼で見ることもできます。詳しくはwikiで→オリオン座大星雲



このように星空を広く撮ることは何度かしてきましたが（シグマ18-250の広角端）、星雲など望遠を使っての撮影はしたことがありませんでした。DA★300ｍｍを手に入れているので、この代表的な星雲を撮ってみようと挑戦！



撮れた！

K-5Ⅱs + DA★300mm f4 f3.5-6.3［F5.6 109' ISO320 300mm 0EV］アストロトレーサー使用

完成度についてのツッコミはなしで(笑)
帰って確認したらぶれぶれピン甘失敗だらけで、これが一番まともだったのです。しかし、双眼鏡で見るのと違ってしっかり色づいているのと、思いつきでトライしてほんとに撮れたことに感動していたのです。宇宙のはるかかなたにあり、普段意識しないものが一気に身近になったと感じられます。


これらの写真は、ペンタックスのアクセサリーのO-GPS1というGPSユニットの機能のひとつである”アストロトレーサー”を使用しています。ペンタックス機のボディ内手ブレ補正機構を利用し、星の動きを追跡してセンサーを動かすことで、長時間シャッターを開けていても星を点像で映すというアイデア溢れた機能です。最近のＫ-3のローパスセレクターにも通じますが、センサーユニットを動かせるというメリットを、手ブレ補正以外にも生かしていくペンタックスの考えはとてもおもしろいです。




これは・・・。


最大の弱点も発覚しました。K-5Ⅱs + DA★300mmで約2ｋｇある重量と、超望遠の焦点距離で1分以上のシャッター時間に応えなければならない三脚が完全に力不足です。ピント合わせでライブビュー拡大時にブレブレ、さらにシャッターを開いている間に重さに耐えられずレンズが垂れてしまう・・・。もう1本の小型三脚を使って支えてやらないとこうなってしまいます。カメラ屋で￥3000ほどで買ったものなので、さすがに釣り合わない^^;　ということで、今猛烈に三脚が欲しいです(笑)　天体撮影におすすめの三脚があれば、是非教えてくださいm(__)m



電照菊


伊江島飛行場

手前は本部町のホテル


言い訳第二弾(笑)
とても明るいです^^;　いたるところで電照菊栽培が行われているのと、伊江島の光もすごい。夜景も撮っちゃいましたよ。地表に近い方の空は赤くなってしまいます。今度はもっといい場所を探さねば・・。


ということで、オリオン座大星雲でした。ネットで検索すると、ズームレンズなどで遥かに鮮明な写真を撮っている方が大勢いて、驚き、凹みました(笑)　しかしやればできるということ。まだまだ改善の余地はありそう。比較合成？とか勉強しなきゃなのかな。やる気が出てきたので、晴れた夜にまた出かけますー。





＊＊＊追記＊＊＊

このときが初めてのオリオン大星雲の撮影でしたが、その後三脚の新調と試行錯誤を経てレベルアップしました。
新しく記事を書いたので、こちらもどうぞ
→天体シリーズ　～オリオン大星雲その3～




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