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Fielder's choice!

~沖縄フィールド散策~  野鳥・昆虫・風景・天体....
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ノグチゲラ

結構前のものですが、ゲットした大物を。

伊江島観光の翌日に、やんばるに行った際に撮ったものです。
沖縄に住んでいるからには撮っておきたかった鳥ですが、かなりの希少種。何度か探しに遠征に出かけるも、一度しか見たことがなく、距離があったためまともな写真が撮れませんでした。

この日は辺戸岬ドライブのついでにちょっと林道に入り、少し散策しようと思ったくらいなので、特に期待はしていなかったのですが・・・。


ノグチゲラ                                                  
IMGP7111-2.jpg
K-5Ⅱs + DA★300mm F4[F5.6 1/320 ISO3200 300mm 0EV]                2014年6月8日撮影

少し開けた林床から飛び立つ鳥の姿が。黒っぽく、やや大きかったので、初めはカラスかとおもいました。
しかし、カラスにしては頭のあたりが赤っぽかったような。まさかと思い、よくよくその姿を探すと・・・


ノグチゲラでした。
まさかの出会いに驚きと感動。しかも距離が近い。バッチリ撮ることができました。



ノグチゲラは、沖縄本島北部のやんばるの森にのみ生息する固有種で、国の特別天然記念物に指定されています。
個体数は400羽ほどと推定されており、絶滅危惧IA類にも指定されています。
林道の開発や、マングース、カラス、野良猫の被害も受けて個体数は減少傾向にあるそうです。
ノグチゲラ ~やんばるの森に暮らすキツツキ~ 

またノグチゲラはキツツキ科の鳥で、他のキツツキ科と同じようにドラミングをします。主にその音を頼りに探し回り、結果コゲラだったというのがほとんどでしたが、今回はなんのあてもなく歩いていると唐突に出会いました。
こういうこともあるんですね。



IMGP7110-2.jpg
K-5Ⅱs + DA★300mm F4[F5.6 1/320 ISO3200 300mm 0EV]

頭部が赤くなっているので、オスでしょうか。撮れたのはこの個体のみですが、もう1羽いるのも確認できました。
撮影日は6月初めなので、子育て中のつがいだと思います。オスは地上に降りて餌を探すらしいので、林床から飛び立った赤っぽいのがこのオスだったのでしょう。

この林床ですが、以前の記事で紹介したリュウキュウヤマガメと出会った場所でもあります。レアな生き物運が強い場所なのでしょうか(^^)
程よく開けていて、湿り気もあるので、生き物が集まってきやすいのかもしれません。





ノグチゲラは2,3枚撮ったところで、飛び立ってしまいました。
子育て中にストレスをかけると放棄してしまう可能性があるので、粘らずに帰りました。





マングーストラップ
IMGP7107.jpg

林道の脇にはこんなものも。
ヤンバルクイナなどの天敵として知られるマングースのトラップ。
本来沖縄にいなかった移入種で、それがヤンバルクイナを脅かしているから困りものです。

もともとハブを退治するために持ち込まれたらしいですが、マングースは昼行性なのにハブは夜行性。活動時間が異なる上に、マングースだってわざわざ猛毒のハブを相手にしないでしょう。最近は見かけませんが、ハブvsマングースとかいう、狭い空間に無理矢理彼らを押し込んで、無理矢理戦わせるというくだらないショーがありましたが、そこまで迫られないと襲ったりしないのです。
そのマングースが獲物として狙ったのが、昼行性で飛べない鳥のヤンバルクイナだったわけです。

のだめカンタービレでもネタとして紹介されるくらいの話ですが、ヤンバルクイナにとってはたまったもんじゃありません。





ちょっと話がそれましたが、目標だったノグチゲラを撮ることができたので満足しています。あとはノグチゲラと対をなす、沖縄を代表する固有種のヤンバルクイナです。早朝に探せばノグチゲラより遭遇率ははるかに高いのですが、警戒心が強く、すぐにヤブのなかに逃げ隠れてしまうので、撮るのはなかなか難しいです。
沖縄はようやく梅雨が明けたので、今年のもうひとつの目標として狙っていきたいです。



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