金ライン


安価さを感じさせない質感はあります。金のラインはペンタックスのスターレンズに使われているので違和感はありません。むしろそれっぽくて高級感があります。ブルーのラインもいい感じ。デザインに不満はありません。
K-5Ⅱsに装着 EPL-5で撮影

いい感じです。適度に重さもあるため、バランスもいいです。
横から

横からはこんな感じです。
フードのかさがあるためコンパクトには見えませんが、中望遠マクロのなかでは小さいほうらしいです。
ただし、これは無限遠距離の場合です。

最短焦点距離の場合、これだけ鏡筒が伸びます。
まだ慣れていないので、マクロだからとやたらと被写体に近づけて撮影しようとして、ぶつけてしまうこともしばしば^^;
ピントリングはとても滑らかに動きます。また、ヘリコイドの回転角も260°程(約3/4回転)あるので、近接での細かいフォーカシングの楽にできます。
ここまで大満足なのですが、一つだけ難点というか驚いたことが。
AFの際のモーター音です。初めて駆動したときはその大きさに驚きました。機械チックなギュイーーーーン、ギュイーーーーンという音^^; それに合わせて鏡筒も伸び縮みします。ヘリコイドの回転が少なければギュッ、と一瞬で決まるのですが、AFしにくい被写体で延々と無限遠と最短距離を行き来するときは、とてもうるさいです^^;
そういうときはマニュアルで合わせるしかないですね。場所を選ぶかもしれません。まあマニュアルも非常にやりやすいので苦ではありませんが。
今まで持っていたレンズがAFがとても静かだったため際立ってしまっただけでしょう。AFはとても正確です。
このタムキュー、現在は新型が出ていて、
・IF(インターフォーカス)により、フォーカシングによるレンズの全長の変化がない
・フルタイムマニュアルフォーカスにより、AF後にスイッチ切り替えなくMFが可能
・超音波モーター搭載で静粛なAF
・VC:手ブレ補正内臓
・防塵防滴構造
と、旧型と比べて大幅に進化しています。手ブレ補正は、ボディ内手ブレ補正のあるペンタックス向けには搭載されないでしょうけれど、他の機能は旧型の弱点を全て克服してきています。この描写にこの機能がついてくるのは非常に魅力的なのですが、ペンタックスマウントが出ない・・。タムロンに見放されてしまったのでしょうか。
気を取り直して、試し撮りです。
部屋で物撮り
F2.8

K-5Ⅱs + TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO[F2.8 1/100 ISO3200 90mm 0EV]
絞り開放です。さすがにピント浅いです。'mm'のあたりにわずかにパープルフリンジが出てるように見えますが、気になるものではありません。
F4.5

K-5Ⅱs + TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO[F4.5 1/100 ISO3200 90mm 0EV]
4.5まで絞りました。ピントは若干深くなります。パープルフリンジは確認できません。

K-5Ⅱs + TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO[F5 1/80 ISO3200 90mm 0EV]
暗い室内での撮影です。
三脚は使わず手持ちでの撮影ですが、手ブレよりも薄いピントを合わせるのが大変です。マクロレンズを持つのは初めてなのですが、手持ち撮影だとカメラを構えている体がわずかに前後してしまっただけでピント位置が変わってしまうんですね。三脚を使う意味がわかりました^^;

K-5Ⅱs + TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO[F3.5 1/80 ISO2500 90mm 0EV]

K-5Ⅱs + TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO[F4 1/200 ISO2500 90mm 0EV]

K-5Ⅱs + TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO[F3.5 1/80 ISO3200 90mm 0EV]
あまりマクロっぽい写真じゃないですね。
現在使い込んでいるところなので、それらしい写真も近々アップします。
実写での感想などはそのときに。
~実写編~
実際にタムキューを使って撮ってみました。ジャンル別におすすめ記事として並べてみたのでよろしければ。わたしのお気に入りは最近撮った八重岳桜まつりの写真です。
花
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第37回八重岳桜祭り タムキュー花マクロ・
タムキューマクロ撮り ~植物~・
満月の夜に・・・ ドラゴンフルーツネコ
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やんちゃ姫その他
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タムキューマクロ ~モノ撮り~・
タムキュー水玉マクロ
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