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Fielder's choice!

~沖縄フィールド散策~  野鳥・昆虫・風景・天体....
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今さらながらDA★55mmF1.4を購入!FA43と迷った末に... 【レビュー・作例】

DSCF3925-2.jpg
PENTAX, PENTAX...


smc PENTAX-DA★ 55mmF1.4 SDM



ここ最近ずっと欲しかった明るい標準の単焦点レンズですが、この通りDA★55mmを購入しました!FA43mmと迷いに迷いましたが、結局DA★のほうに。これが2本目のスターレンズです。標準の単焦点レンズを持っていなかったことと(APS-Cでは中望遠になりますが)、F2を切る明るさに憧れを持っていたことなどから購入です。新品だと値が張るので悩みどころでしたが、美品の中古が八百富カメラから出ていたのでポチっと。送料込みで44,000円ほどでした。レンズの特徴から、DA★55mmを選んだ理由など。長くなりますが、参考になれば。




DSCF3956-2.jpg

Specリコーイメージング公式
焦点距離:55mm (フルサイズ換算84.5mm)
開放絞り:F1.4 ★
最小絞り:F22
レンズ構成:8群9枚
絞り羽根枚数:9枚 ▽
最短撮影距離:45cm ▽
最大撮影倍率:0.173倍
フィルター径:58mm
最大径×長さ:70.5 x 66 mm
重さ:375g


特徴
エアロ・ブライト・コーティング ★
防塵・防滴構造 ★
クイック・シフトフォーカス ★
SPコーティング ★
フルサイズでも使える...らしい

とりあえずスペック羅列。決め手のポイントは★で。特徴的はものはほとんどですね。逆にマイナスポイントは▽で。




★なポイント

DSCF3960-2.jpg
①55mm F1.4の高画質

開放F値だけで語れるものではないものの、やはり憧れるF1.4。開放は収差が残っていてふんわりしていますが、絞ればキレキレ。F2.8ほどで十分な解像力になります。絞りによる変化を楽しめる上に、開放F値が明るい分絞るにしても余裕があります。ポートレートは撮らないですが、向いているはず。フルサイズ換算では84.5mmとなり、APS-C版85mmF1.4を意識したものともいわれています。(まあセンサーサイズ違うんだから、この言い方は好きではないけど。オリンパスの換算ロクヨンも違うだろと思ってるし。




aero-pic02.jpg
②コーティング

エアロ・ブライト・コーティングにSPコーティングが施されています。コーティングがどれだけ効果があるのかはわかりませんが、スターレンズとして惜しげもなく技術が注ぎ込まれているのは気持ちいいです。最近のレンズはHDコーティングがメインになっていますが、性能としてはエアロ・ブライト・コーティングのほうがいいらしいです。ニコンのナノクリスタルなどと同等の技術ですね。コストがかかるらしく、DA★55mmと645マウントレンズにしか施されていません。改良版のエアロ・ブライト・コーティングⅡがDFA★70-200mmに施されているので、まさにペンタックスの高性能レンズのためのコーティングということでしょう。そう考えると満足感がありますね。

SPコーティングは最前面のレンズへの撥水コーティング。フィールドでの使用を考えた場合、雨や汚れに強いのは魅力的。FAリミテッドと比べてもこういった面ではアドバンテージになります。




③防塵防滴構造

FA43mmとの比較で、かなり決め手になったポイント。せっかくボディが防塵防滴でもレンズが対応してなければ雨の日など持ち出しにくくなってしまうので。O-GPS1や外付けフラッシュなど、アクセサリー類も基本的に防塵防滴なので、レンズもそろえば無敵のフィールドカメラに。ペンタックスの利点を生かすには欠かせませんでした。

また天体撮影にも使用しますが、それにも防塵防滴は有利です。冬の夜など、レンズが冷えてくもってしまうような状況のときに、防塵防滴レンズなら圧倒的にくもりにくいです。レンズ内の気密性が高いためでしょうか。これは重要なポイントです。




④クイックシフトフォーカス

上位レンズには用いられている機能。AF動作後にもピントリングでピント合わせが可能です。開放F1.4だとかなりピント浅いので、AF後に微調整ができるのはかなり助かります。

AFについてはSDMは遅い遅いと言われていますが、確かに速くはないです。スーッと寄っていってククッと微調整するような動きをすることもあります。ですが使っていて不満を感じるほどではありません。DA★300もSDMなので似たような挙動をしますが、それで慣れているのかもしれません。ただしK-5Ⅱsとの組み合わせでライブビュー時はものすごく遅いです。ピント移動量が多いと3、4秒かかったり。K-3以降の機種なら実用的な速度で動くらしいです。

素の状態では後ピンだったので、AF微調整でジャスピンに。それからはピントばっちりです。AFは速度より精度だと思っているので、まあ満足です。




▽なポイント

DSCF3973.jpg
①絞り羽根9枚

ひとえに光芒のため。絞りが奇数だと光芒が倍になるので、細かいギザギザに。比較していたFA43mmが8枚の絞り枚数でスッキリした光芒が出るらしいので、その点においてはFA43mmが好みでした。



②最短撮影距離

最短撮影距離は45cmとあまり寄れません。花の撮影や、室内の物撮りには使いづらさも感じます。この点はFA43mmも同じなので比較の上ではありませんが。せっかく明るくボケを楽しめるレンズなので、もう少し寄れたらと。




FA43mmとの比較でいえばコーティングの差やクイックシフトフォーカス、防塵防滴といった使い勝手などの面での差が大きかったですね。一方描写でいえば、両者とも大口径レンズらしく開放はややふわっと、絞ればキリっという傾向は近いと思います。FAリミテッドはそれほど解像力はないと言う人もいますが、絞ったときの解像力はかなりのもの。線の細い緻密な描写をするので、画質ではこちらも捨てがたかったです。近い焦点域でも使い分けられるので、後ほど手に入れたいです。

Flickrの作例をみたらどちらも素晴らしいんですね。価格コムとかではピンと来なかったけど。DA★55mmについてはこちらのブログの作例(http://blog.livedoor.jp/sabo101010/archives/39595439.html)を見てしまうと...。止まらないですね(笑)

SIGMA35mmF1.4 Artというぶっとんだ候補も出てきましたが、多少重いのと、価格も重かったので...。35mmだとやや焦点距離も違いますからね。これの対抗馬はFA31limitedだわ。





外観とか使い勝手

DSCF3963-2.jpg

DSCF3966-2.jpg
んーかわいい(笑)
フード逆付けでコンパクトに。



DSCF3974-2.jpg
なんだこのフロントキャップは。傷など全く見当たらない美品ですが、ロットは古かったのか。珍しいっちゃ珍しいですが、フードつけてると指が入らないため、取り外しが全くできません。純正のキャップを即刻注文しました。


DSCF3975-2.jpg
フィルター操作窓がついています。C-PLフィルター使うことは考えてよさそう。




DSCF3934.jpg
スターレンズの存在感。




DSCF3933-3.jpg

DSCF3970.jpg
フードが大きいのでおおぶりに見えますが、レンズそのものはそれほど大きくありません。また、いいか悪いかわかりませんが、鏡筒はプラスチックなので案外軽いです。金属のひんやり感やズッシリ感はありませんが。






作例
軽く試し撮りしたので参考に。クリックで新しいウィンドウに大サイズ画像開きます。

IMGP8644.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F3.5 1/2000 ISO160 55mm]



IMGP8647.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F3.5 1/100 ISO200 55mm]

F3.5でこの解像力



IMGP8661-2.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F4 1/100 ISO400 55mm]




IMGP8574_20170407075158070.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F3.2 1/1000 ISO160 55mm]



F1.4
IMGP8549ss.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F1.4 1/1000 ISO160 55mm]

逆光下での絞り開放。かなり柔らかくメルヘンな雰囲気に。花びらの輪郭に収差が出ており、滲むようにボケています。独特でおもしろい描写です。花を狙ったのですが後ピンになった結果です。


F2.5
IMGP8546.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F2.5 1/1000 ISO400 55mm]

F2.5まで絞るとここまできっちり。収差など問題になりませんね。





F1.4
IMGP8577_2017040723314946c.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F1.4 1/4000 ISO160 55mm]

違うシーンで再び開放絞り。中央も含めてかなりゆるいです。金属の反射部などではパープルフリンジも出ていますね。開放からのキレを期待しているとこれは予想外。好き嫌いが分かれるかもしれませんね。


F2.8
IMGP8580.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F2.8 1/1250 ISO160 55mm]

F2.8まで絞ると解像力は大きく改善されます。色収差もかなり軽減されているのがわかります。


F8
IMGP8587.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F8 1/200 ISO160 55mm]

F8ではパープリンもほとんど消失。周辺部も安定してきます。





IMGP8783_20170407203134c0e.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F3.2 1/320 ISO800 55mm]





IMGP8614.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F5.6 1/400 ISO160 55mm]

逆光下での描写。夕日をフレーム内に入れても嫌なフレアが出ていません。これだけコントラストを維持しているのは驚きです。ゴーストに関しても目立ちません。シャドウ部を持ち上げたときに左の岩のほうにわずかに見えるくらいでしょうか。狙って出そうとしないと出てくれないレベルで抑えられています。

ちなみにこれは本部町にあるゴリラチョップと呼ばれる岩。その名の通りゴリラがチョップしているように見えることから。いかがでしょうか。





IMGP8782_20170407224841c2d.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F2.2 1/320 ISO500 55mm]

開放付近で。前ボケは柔らかいです。近距離はピントがかなり浅いので、クイックシフトフォーカスは助かります。






IMGP8770_20170407232648bf6.jpg
K-5Ⅱs + smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM [F3.2 1/160 ISO160 55mm]

なんとなく撮りたくなるやつ。





開放だと収差も出て、フレアっぽくかなり柔らかい描写ですね。スターレンズとして開放からキレキレを想定していたら予想を裏切られるかも。標準レンズとしてポートレートなどを意識して設計されたなら納得ですね。ただ絞れば評判通りのキレを発揮します。F2.8ほどから圧倒的に解像するため、少し絞るだけで安定して使えます。逆光にも強く、抜けのいい描写という印象。これはコーティングの恩恵か。DA★300mmでも感じたのですが、レンズ枚数の少ないシンプルな構成であることも貢献しているかもしれません。


APS-Cレンズですが、フルサイズのK-1でも使えるのだそう。開放では四隅の光量落ちと流れ、滲みが大きいそうですが、絞れば普通に使えるくらいに改善されるのだとか。それならフルサイズを手に入れたとしても無駄にはなりません。FAリミテッドとは防塵防滴などのフィールド耐性を考慮して選びましたが、描写としてはDA★とはまた違うようなので、後々手に入れたいです。

F1.4の明るさを生かして天体撮影などにも使ってみたいので、これからの活躍が楽しみです。





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